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色によって背景の濃さが変わる
 よくある質問なのですが 背景が白くならない とか 撮影するごとに色がおかしくなったり 暗くなったりする という ご質問をよくいただきます。 


試しに 布を白い背景の手前において 色でどのように変わるか やってみました。 全て色補正 濃さなど 補正は一切していません


A

B
C



上記5枚全て カメラまかせでオートで撮影しています。

同じ ライト 同じ濃さとは思えないくらい 背景が 変化しています。



どうして こんなに違うのでしょうか?

その答えは 露出という カメラ自身が 濃さを判断するところにあります

人間の目もそうですが 暗いところで 目がなれてくると 少しの明かりでも 

夜道を歩くことができますね

逆に 太陽さんさん の 砂浜でも サングラスなしでも 地面にある砂が見えます

その他には まぶしいときに目を細めるとずいぶん楽になったりします。

この現象と同じことがカメラの内部で起こっています。

 

たとえば 上記写真で Cの写真は グレーから 濃いめの色になっています。

これは 手前も白 奥も白 ということで カメラが白と判断せずに

まぶしい と感じて 逆に 暗くしようと してしまった結果です


Aの背景 はしっかりとした 白になっています

これは カメラの感じ方にもよりますが 黒を つぶれないように がんばって 明るくしようと

した結果だと思ってください。

つまり カメラがオート(露出)だと これだけ 濃さに 変化がある ということです

たとえば 黒い服をメインで扱っているお店さんが 普段から 白い背景で撮影しているとすると

この場合は B になります。

でも 突然 白い服を撮影しようとすると Cの様に真っ黒になってしまいます。

ここで もう一つ大事なことは 

ホワイトバランスといって 色の補正部分なのですが 

黒い服をメインで扱っているお店さんが 突然白を撮影すると いままで 自分が 色がきれいだったはずなのに

急に汚くなる 特に背景が赤くなったり青くなったりする ということがありますが

これも まさしく BとCの関係になります。

これは なぜかといいますと 本当は 「背景が汚い状態」で 普段は

撮影している服が 濃い理由で 背景が真っ白になっていて 汚い背景が 薄くて

わからなかっただけ・・・ ということ です。

Bの画像は 本当は黒い部分も色が偏っています でも 黒なのでわからないだけなのです。

白い画像を扱う お店様は このことがよくわかっていると思います。

こういうふうになったときの対処方法は 手前も奥も同じ 光で・・ という 方法でやってください。

JL1のところに説明を載せています。

天井も 背景も手前も こういう風にならないように 開発されたのが JL1ということですね

さて そのほかの写真も濃さが違っていますね

微妙に・・ これは もうわかっている人もいるとおもいますが オレンジやブルーなど 濃いめの色と

薄い目の色で カメラが考える 濃さがかわってくるということです。

淡いピンクだと ほとんど グレーとちかいはずですが 濃いめのオレンジなどは 

しっかりとした濃さになるため 背景が若干明るめになります。

わかりにくい人は フォトショップなどの 画像ソフトで グレーにしてみてください。

緑色などは ほとんど 真っ黒になります。

色 も 濃さだけで かんがえると 白黒の世界なので 薄いブルーと 普通のグリーンと

でずいぶん背景の濃さがちがってきます。

また そのほかには カメラの 画面の 何%を 占めているかということもございます。

たとえば 真っ白い画面に 真っ黒が90% あるのと 真っ白い 画面に テントウムシが 小さく写っているのでは 

まったく話が違ってきます。

このように 画面内に どのくらいの 大きさで どのような濃さが あるかによって 

背景の濃さが 大きくちがってくるのです そして 大事なことは 背景の色というのは また 違う世界の話だとおもってください。

色と濃さを別々に考えることが大変重要です

そして その色も ホワイトバランス という 「カメラ側の全体的な 色のずれ」 と 光源自体の 「色温度のずれ 」の両方を

きちんと 直してやることが必要です。

これは 別の部分で書きますが

わかっていてほしいのはいつも背景が白いのに急に濃くなった ということと

急に背景が色が・・ というのは 

この「オート」が からんでいるのです

そして これを 解決するのは AEBとよばれる オートブラケッティングであったり露出補正ということなのです

ただ 露出補正は どっちにしたら よいか わからないことが多いです。

白い背景に黒 と 黒い背景に白では まったくさかさまなのですが

よくわからないときは +2 +1 0 ー1 ー2 と 5種類撮影してみてください

つぎに 

+2 と+1 あたりがちょうどよい とおもえば +1 +1.5 +2 と3枚撮影してみてください。

そして モニターでみて ちょうどよい 濃さをだしてみてください。

背景が白い場合に 濃い黒い布などですと (今回のB) 生地の感じをだしたければ 相当 +補正してやることがありますが 

すると だいたい むらむら の写真になります。

これは 背景が白い状況というのが 逆光と同じだからです

みなさん 逆光で むらむらの写真を撮ったことが あると思います

それと 同様です。

こういうときは 最初から 黒い部分にだけ 光を強めにあてる ことが大事です。

これを露出差と いいます。

また 露出差については 難しいので 別のところでかきますが 

背景をグレーで撮影しても 露出補正をすれば 真っ白になることもありますし

白を撮影しても 真っ黒になることもあります。

そのくらい 露出補正というのは 大事で 

しっかりと 濃さをコントロールすることが大変大事となってきます。

 

どんなに良いカメラでも この 理屈をクリアしなければ いつまでたっても きれいな色と 濃さは クリアすることができません。

「濃さ」「色」「混ぜない」「露出差」この4つのキーワードが クリアできれば かなり 写真が上達します。

がんばってください!




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